科学と疑似科学一覧

食のリスク学―氾濫する「安全・安心」をよみとく視点 |中西 準子

食のリスク学―氾濫する「安全・安心」をよみとく視点食のリスク学―氾濫する「安全・安心」をよみとく視点
中西 準子
日本評論社 刊
発売日 2010-01-09



リスク分析の理解を深めたい 2010-01-24
 環境リスク学の第一人者である中西準子氏の本である。今回は、食の問題に焦点を絞っている。リスク分析の理解を深めるために、多くの食関係者に読んでほしい本である。



 リスク=悪さ加減×起きる確率、である。人は誰でも様々なリスクにお金のかけ方などを配慮して生活している。しかし、妥当性を大きく欠くのが食の問題の数々である。



 例えば、低リスクのBSEに過大に反応したり、影響がありそうなメチル水銀におかしな対応をする。リスクを評価するのが食品安全委員会の役割であるが、評価の一部を中西氏は批判する。また、リスクの評価と管理を分離することは適切でないともいう。考えさせられる指摘である。



 本書は、東大大学院の講演、高橋久仁子氏との対談、松永和紀氏の聞きとり等からなっている。構成は異なるが、中西氏の主張をリスク論から一貫して読める。

 カバーのデザインはキャベツらしい。色使いがスマートさに欠け好感が持てない。内容がよいのに残念である。


〈図説〉オカルト全書

〈図説〉オカルト全書〈図説〉オカルト全書
オーエン・S.ラクレフ/藤田美砂子原書房この著者の新着メールを登録する発行年月:1997年12月登録情報サイズ:単行本ページ数:377pISBN:9784562030279【内容情報】(「BOOK」データベースより)西欧世界のオカルトの系譜をたどるヨーロッパ闇の精神史!稀少図版200点余。【目次】(「BOOK」データベースより)第1部 魔術(魔術師/占星術/占い)/第2部 サタニズム(悪魔の擬人化/地獄と悪魔学)/第3部 魔女の術(絵画に見る魔女/サバト)/第4部 超自然の世界(別世界/恐ろしいイメージ)この商品の関連ジャンルです。本 > 人文・思想・社会> 心理学> 超常現象
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オカルト流行の深層社会心理

オカルト流行の深層社会心理オカルト流行の深層社会心理
商品副データ科学文明の中の生と死渡辺恒夫/中村雅彦ナカニシヤ出版この著者の新着メールを登録する発行年月:1998年04月登録情報サイズ:単行本ページ数:237pISBN:9784888484015【内容情報】(「BOOK」データベースより)若者の心に巣くうオカルト思想の意外な正体とは!?オカルト流行の本当の姿と背後に潜む意味を実証的データと歴史的視点から徹底究明!科学とオカルトの超克へ向けて。自前の実証的調査研究に立脚した分析。心霊研究・超心理学や近代科学史を踏まえた現代オカルトの位置づけと特徴の把握。専門家の視点によるオカルト流行の歴史的・深層心理的構造の解明。科学信仰とオカルト信仰の双方を同時に超克する新たな世界観の提示。【目次】(「BOOK」データベースより)第1部 オカルト流行の社会心理学(超心理学の社会的需要と受容/オカルトとカルト/超常的信念を規定する社会心理的条件)/第2部 科学文明の中の生と死(死生観のパラダイム転換/死生学の展開/死後の生命の科学?/科学と、その影としてのオカルト)この商品の関連ジャンルです。本 > 人文・思想・社会> 心理学> 超常現象
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疑似科学はなぜ科学ではないのか―そのウソを見抜く思考法 |チャールズ・M. ウィン /アーサー・W. ウィギンズ /シドニー ハリス

疑似科学はなぜ科学ではないのか―そのウソを見抜く思考法疑似科学はなぜ科学ではないのか―そのウソを見抜く思考法
チャールズ・M. ウィン /アーサー・W. ウィギンズ /シドニー ハリス
海文堂出版 刊
発売日 2009-02



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超常現象をなぜ信じるのか―思い込みを生む「体験」のあやうさ (ブルーバックス) |菊池 聡

超常現象をなぜ信じるのか―思い込みを生む「体験」のあやうさ (ブルーバックス)超常現象をなぜ信じるのか―思い込みを生む「体験」のあやうさ (ブルーバックス)
菊池 聡
講談社 刊
発売日 1998-09


思考のね 入門として いい本だ 2009-09-24 1.内容
超常現象を取っ掛かりとして、人間がどのように認知し、どのように思考するか、そして、どのように間違えるかを示した本。「超常現象など全部インチキだ」だとか、上から目線で著者のように考えないやつはバカだ、と言っているのではなく、人間の認知や嗜好には癖があり、それはそれでいいところもあるが、間違うこともある、ということが言いたいようだ。
2.評価
p210からの参考図書を何冊か読んでいる私としては(『クリティカル・シンキング』や『奇妙な論理』など)それらの本と同じ内容のところもあり物足りなくも感じたが、これを最初に読んでから参考図書に進む方法もあろうから(むしろこちらが普通だろう)星を減らすほどでもない。そして、内容面としては、人間の認知・思考の癖、超常現象のからくり、などがわかり、有用なので、星5つ。
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懐疑論者の事典〈上〉 |ロバート・ T・キャロル

懐疑論者の事典〈上〉懐疑論者の事典〈上〉
ロバート・ T・キャロル
楽工社 刊
発売日 2008-10


事典というには掲載項目に不足あり 2009-11-16 上巻は「あ」行〜「さ」行までの、心霊現象、UFO、超能力、古代文明、陰謀論などの多岐に渡るオカルト関連の用語を懐疑的な観点から皮肉混じりに解説してある本。

とは言え内容的には、「心理学」、「占星術」、「代替医療」、「スピリチュアル」といった方面の用語解説が目立ち、「懐疑論者の事典」と言うには、「なんでこれが無いの?」と言うものが多いように思う。

例えば、この上巻だけでも、「オーパーツ(コソ加工物、アカンバロの恐竜土偶」など)」、「グラハム・ハンコック」、「スフィンクス」、「ストーンヘンジ」、「イースター島」、「アガスティアの葉」、「言霊」、「コナンドイルの妖精写真」、「クルスキーの手形」、「グランドクロス」、「グレイ」、「オリバー・ラーチ事件」などなど、多少この手のオカルトに興味があれば、すぐ思いつく単語や人物名も掲載されていない(「水晶ドクロ」の解説はあるが、オーパーツ関連はそれぐらい)。アトランティスの説明にフォン・デーニケンを出してるのにグラハム・ハンコックの項目は無いのも意味不明(今でも「神々の指紋」を信じてる人が多いのに)。「心霊写真」の解説も簡潔すぎて物足りない。

意図的に掲載を見送ったのかも知れないが、やはり「事典」と謳うには肝心の「情報量」が少な過ぎるのでは。それでいて変にマイナーな単語や人物名を載せていたりと微妙にバランスが悪く、まったくのオカルト初心者が怪しい話から身を守るためのオカルトリテラシーを鍛えるには答えて欲しいであろう項目が無かったりするし、それなりに知識のある人にとっては既知の情報がほとんどで、微妙にどっちつかずな内容。上、中、下巻に分かれても良いから、もっと情報量を増やして欲しかった。
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疑似科学入門 (岩波新書) |池内 了

疑似科学入門 (岩波新書)疑似科学入門 (岩波新書)
池内 了
岩波書店 刊
発売日 2008-04


アメリカの ものよりなんか つまらない 2009-09-16 1.内容
科学者の著者(p203参照)が、「ガードナーやセーガンなどアメリカでは疑似科学を糾弾している本が多く出ているのに日本では本格的に論じたものが少な」(p199)いことに憤慨して(?)、疑似科学を糾弾するために書いた本か。内容は、精神世界にかかわる第一種疑似科学、物質世界にかかわる第二種疑似科学のそれぞれの実際、中仕切りとして疑似科学が生じている背景、後半戦として第三種疑似科学と命名した複雑系の問題、そして最後は処方箋を5つにまとめて提示している。
2.評価
疑似科学についての最初の一冊としては悪くない(一冊にまとまっており、安く、見分け方もそれなりに提示されているし、三種の範疇分けもよい)。ただ、(1)「ガードナーやセーガンなど」の本ほど面白くなかった((『奇妙な論理』(全2冊)、『悪霊にさいなまれる世界』(全2冊。旧名は『なぜ人はエセ科学に騙されるのか』(新潮文庫))、ともにハヤカワ文庫)もご一読を)、(2)ところどころどうかと思うところがある(たとえば、自分がたいしてネットをやらない(推測)だからってネットの悪口を書くのはいかがなものか。また、電磁波についての記述も疑問(ペースメーカーや携帯電話の進歩ってないの?そして、その結果、マナーモードでよくなったということはないの?))ところで星1つ減らして、星4つ。
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人はなぜエセ科学に騙されるのか〈上〉 (新潮文庫) |カール セーガン

人はなぜエセ科学に騙されるのか〈上〉 (新潮文庫)人はなぜエセ科学に騙されるのか〈上〉 (新潮文庫)
カール セーガン
新潮社 刊
発売日 2000-10


もっと早く読めばよかった 2009-01-10 最も影響を受けた本の一つです。
以前は、50%以上の確率で、UFOの存在、血液型による人の性質の違い、星座による人の相性の良し悪しなどを信じていましたが、目が覚めました。
もっと早く読んでいたら、人生が少し変わっていたかもしれません。
未読の方は、是非一読されることをお勧めします。
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怪しい科学の見抜きかた―嘘か本当か気になって仕方ない8つの仮説 |ロバート アーリック

怪しい科学の見抜きかた―嘘か本当か気になって仕方ない8つの仮説怪しい科学の見抜きかた―嘘か本当か気になって仕方ない8つの仮説
ロバート アーリック
草思社 刊
発売日 2007-12-19


怪しい科学に疲れたときにオススメ 2008-10-13  怪しい科学が大流行するたびに「ああ、またか・・・」とがっくりする人も多いだろうが、本書は「あきらめるな、それはあなただけではない。さあ、いっしょに立ち上がろう!」と励ましてくれる。テレビに溢れるペテン師たちのあまりのマヌケ頭に打ちのめされたときに読むとよく効く。

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疑似科学と科学の哲学 |伊勢田 哲治

疑似科学と科学の哲学疑似科学と科学の哲学
伊勢田 哲治
名古屋大学出版会 刊
発売日 2002-12-10


「程度」問題への適切な判定 2009-04-20 お奨めポイントがありすぎて、どこから手をつけて良いものやら困惑中。

創造論(と進化論)、占星術(と天文学)、超心理学、代替医療を取り上げて、いわゆる疑似科学
と正統な科学との“線引き問題”を考察しています。
そうした考察を通じて、概略ながら科学哲学上で論じられてきたいろんな立場を効率よくレビューする
ことができます。科学哲学のわかりやすい入門として好適。同時に、本書の構成上、題材的な扱い
であるはずの「科学という営み」についての格好の入門にもなっています。

特筆すべきは、第4章の後半から第5章にかけて。
厳密な証拠が得られなくとも社会政策上のアクションを起こさなきゃいけない場面は
あって、そんなときの指針はないのかって流れから、統計的検定法へ向かいます。例の
「5%水準で有意」とかいうやつ。あの第一種の誤謬とか無帰仮説とかのやつ。

そもそも、あれが“何をしているのか”、“なんでそんなことしなきゃいけないのか”ってことを、ここまで平
易な文字列に落とし込んだものは空前だったのではないか。
しかも、「有意」な結果が出たからといって、それが当初想定していた相関を検出しているとは限らない
との指摘など、世の多くの統計関連の参考書・一般書を読み進める前に、是非とも本書を読むべき
でしたよ。超納得中。
かつ、ベイズ主義の特徴を数式抜きで解説したモノとしては、小島寛之氏の『確率的発想法』と
ならぶ双璧ではないかと。

そして、明確に白黒つけられなくとも、いろんな基準を動員することによって、そこそこ機能するだけの
判別がつけられることなど、なんだか感嘆しっぱなし。

お奨めポイントがありすぎて、とにかく心からお奨めです。
高校くらいで、総合学習的な科目の教科書に採用されてもOKなんじゃないかしら。

蛇足的ながら、哲学を論理学、認識論、形而上学(存在論)、価値論(倫理学)に別けるのは、
意外と便利であることに何かと気づき中。
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なぜ人はニセ科学を信じるのか〈1〉奇妙な論理が蔓延するとき (ハヤカワ文庫NF) |マイクル シャーマー

なぜ人はニセ科学を信じるのか〈1〉奇妙な論理が蔓延するとき (ハヤカワ文庫NF)なぜ人はニセ科学を信じるのか〈1〉奇妙な論理が蔓延するとき (ハヤカワ文庫NF)
マイクル シャーマー
早川書房 刊
発売日 2003-08


非常にわかりにくく書かれているのが残念。 2009-05-08  筆者が訴えたい内容には大いに賛同するのだが、いくらなんでも
この構成とこの日本語訳では...。

 内容は、後半の第二部は具体的で比較的わかりやすいが、前半の
第一部は、いかがなものだろうか。書かれている内容のほとんどは
おそらく正しいが、科学や懐疑主義を科学哲学的視点から常に考え
ているような人を除き、前半部分は多くの人にとっては極めて難解
かつ退屈であろう。ついてこれる読者がどれだけいるのか...。

 また、日本語訳がとにかくひどいと感じた。本書には、論理が非
常に高度な部分が数多くみられるのだが、訳者がそれを理解してい
ないように思う。前後の論理が通じていない文章がたくさんあるが、
これらは恐らく誤訳なのだろうと思う。

 筆者の想いは、世の中の少なからぬ人がニセの情報を信じてしま
うことに対して、それを正したいということだと思うが、これだけ
退屈に見える前半部(内容は高度で、著者の考えが深い考察に基づ
いていることは、時間をかけて読み、じっくり考えて理解すればわ
かるのだが、記述が抽象的にすぎ、読者に大きな負担を与えている。)
を我慢して読む読者は稀だろう。ましてや、ニセ科学を信じてしま
うような人たちが、そんな忍耐力をもって自分の力で考えながら本
書を読み進めていく可能性は、ほとんどゼロに等しいだろう。健全
な批判的視点を持ち、本書で書かれている方向性に賛同する人です
ら、本書を読むのは苦痛に感じるかもしれない。大学の哲学の授業
で、昔の哲学者の書いた、非常に、かつ不必要に難解に書かれた文
章を読まされているときの感覚だった。

 著者は、極めて冷静に、淡々と文章を書き綴っているが、個人的
には、もっと俗っぽい文章になっても、豊富な具体例をわかりやす
く取り上げ、また筆者の熱い想いが感じられる文章にしたほうがは
るかによかったのでは、と思う。
 慎重に読めば、興味深い内容も多く含まれているだけに、たいへん
残念だった。

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なぜ「科学」はウソをつくのか |竹内 薫

なぜ「科学」はウソをつくのかなぜ「科学」はウソをつくのか
竹内 薫
祥伝社 刊
発売日 2009-10-27


なぜ著者は反科学主義となったのか 2009-12-04 前半部は著者の個人的な経験を中心とした科学社会論(ぽいエッセイ)。著者がなぜどのように科学界のアウトローになったかの経緯がつづられている。後半部は気候変動問題など近年の科学的な問題についてのエッセイ。前半部の個人的な経験については、たくさんの苦労があったんだろうなと同情したり共感する部分もあるのだが、どうも科学者個人の問題と、日本の科学界の構造の問題、科学的方法の問題が明確に区別されていない印象を受ける。科学だって人間の行為なのだから、感情の衝突や泥臭い話もあるだろう。そして本書全体を通してみると、科学者は信用ならないうえ、科学的コンセンサスはいつでも転覆するいい加減なものだと述べているような印象を受ける。

たとえば著者が(学説が抑圧される/コンセンサスが転覆した例として)引用しているエピソードはウェゲナーの大陸移動説だ。著者は大陸移動説が認められたために反対者は赤っ恥をかいたと述べる。しかしウェゲナーの根拠は化石の分布と地層の類似性だけでかなり貧弱だったし、当時は誰もプレートの厚さを知らず、大陸が動くメカニズムも知られていなかった。大陸移動説への反対は狂信や不正に基づいて行われていたのではない。それにその後移動説が受け入れられていったのは、まさに科学的な議論と証拠の蓄積のためだ。コンセンサスが覆されるのは(それが形成されたときには利用できなかった)新たな証拠が十分にそろうからであり、科学の営みの一部だ。

(このレビューのタイトルに反して)著者自身は決して反科学主義者ではない。しかし最近の著作には、どうも一般の人々の中にある漠然とした科学(科学者、科学界)への疑義や反発、誤解に迎合し、積極的に助長しているように思えるものが多いのが残念。
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恋愛ニセ科学 恋の進化論 |くま

恋愛ニセ科学 恋の進化論恋愛ニセ科学 恋の進化論
くま
PHP研究所 刊
発売日 2008-09-20


女心を分かるには最適の入門書ではないかと 2008-10-22 男性には理解しかねる瞬間がある女性の嗜好の変化が非常にわかりやすく書かれてます。
「なんで分からないの?」
「だってそう思うんだからしょうがないでしょ!」
「自分に素直に生きてるだけだから・・・」
などの女性特有の言い回しに論理的解決策を見出せないで悩んでる男性には必携の書です。
特に本文内に書かれている、年齢による女性の判断基準の変化は誰にでも参考になります。
エッセイ、日記の形を取っていますが、深い内容です。
一読をオススメします。
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だましの手口 (PHP新書) |西田 公昭

だましの手口 (PHP新書)だましの手口 (PHP新書)
西田 公昭
PHP研究所 刊
発売日 2009-03-14



1Q84と合わせて読みたい 2009-06-10
豊富な事例を引いて、私たちの身近にある「だまし」の落とし穴を分かりやすく解説してくれている。だまされた人が言う「まさか自分が…」という言葉は聞き飽きた気持ちにすらなるが、そう思っている自分にも、他人に心を操られてしまう可能性があることに戦慄させられる。じわじわと締め付けられ気づかぬうちに逃げられなくなる恐怖。村上春樹の近著「1Q84」のざらついた読後感に対する答えの一つがここにあると感じた。


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