健康情報一覧

健康情報、本当の話|草野直樹



『健康情報・本当の話』
草野直樹=著
328ページ
定価2100円(本体2000円+税)

正体不明の健康食品から癌の代替療法、みのもんたと「おもいッきりテレビ」、倖田來未の「羊水が腐る」発言まで、さまざまなメディアに氾濫するデタラメな健康情報。これらの情報を豊富な資料と独自の取材を通じて検証し、誰もが気になる「本当のトコロ」を明らかに。さらに、健康情報に対するまっとうな接し方を示す。ヘルス・リテラシーが身につく一冊。
【目次】
第1章 危ない健康食品
第2章 健康観と治療法の疑似科学
第3章 テレビの健康情報
第4章 危機煽り本の危うさ
第5章 芸能人の健康情報
第6章 “怪しい健康情報”からわかったこと

メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書) |松永 和紀

メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)
松永 和紀
光文社 刊
発売日 2007-04-17


具体例を元に「メディア・バイアス(マスコミの偏向記事)」の構造を解明し、どうやって科学記事と付き合っていけばいいのかを解説する。 2009-11-09 本書は具体例を元に「メディア・バイアス(マスコミの偏向記事)」の構造を解明し、どうやって科学記事と付き合っていけばいいのかを解説する。科学記事について読みなれていない人に関しては難しいのかもしれない。

「危険ですよ。」「要注意ですよ。」と警鐘を打ち鳴らす。そういう風にあおる記事が多いらしい。簡単に書けるから。後で安全だとわかったとしても何も非がない。「危険じゃない。」という記事を書くのはすごく難しい。

食品添加物を全く使わない食品を作ることは可能である。しかし、保存性が下がったり、品質劣化が早かったりという問題がある。また、自然・天然物はイメージがいいのですが、現実には食中毒や天然農薬(ファイトケミカル)を引き起こすなど怖いものである。

科学はそんなに単純に割り切れるものではない。さまざまな条件や量の大小によって良くも悪くもなることがある。マスコミやトンデモ科学者のニセ科学記事をどうやって一般消費者が見破っていくか。マスコミにも科学に明るい記者を採用してほしいが、それだけでなく生産者も正しい情報を提供するべきである。それについて懐疑的に消費者は見ていく必要があるだろう。


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